アウトドアライフ

ヒマラヤントイレ


ネパールのトイレは基本的には和式。しゃがみこむのは日本の和式と変わらないのだが、座る向きは逆。つまり排水の穴に向かって直接攻撃を仕掛けることになる。トイレットペーパーは使わない。必ず水入りのバケツ、もしくは蛇口がすぐ横にあり、備え付けられている小さい手桶で水を汲みそれでお尻を流す。このスタイルはインドも同じで、宗教上右手は決して汚さないようにするのが掟。このスタイルは慣れるとトイレットペーパーを使うより数段清潔で、僕は旅行中ずっとこのスタイルだ。日本ではウォシュレットを使うことがほとんどなので、国内でも国外でもトイレットペーパーを使うことはほとんど無い。僕の話はともかく、シェルパ民族を始めヒマラヤの奥地に住む人たちのトイレの仕方だ。僕の調査では彼らはお尻を拭きもしなければ、洗い流すこともしない。そのままなのだ。一説には食べ物によりころころウンコしか出ないので拭く必要は無しというが、山ではボットン便所がが多いので彼らの現物をよく目の当たりにしたが、その説もどうだろう?というのが僕の感想だ。しかし彼らのトイレには水も用意されていないし、あるのは葉っぱの山だけ。これは用を足したあと、葉っぱを上からかけるためだ。このブログを見てくださってる方でこの点に詳しい方がいらっしゃったらぜひ教えて欲しいと思っています。
<淳二>                       

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この通り和式ですが体は180度逆に向いて座ることになります

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この手桶(ここではペットボトルを採用)を使ってお尻とともに便器のものも水で洗い流すのですが、山小屋ではご覧のとおりバケツの水が凍っています。トイレに行ったらまずこの氷を割ることから始めます

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木に穴が開けられているだけで、その横には枯れ葉が積まれています。正確にはどうやって使うのでしょうか?

ガイドとポーター

顔の日焼けもだいぶ落ち着いてきたが、雪の中を歩いていたのでサングラス灼けがまだしっかり残っている。かなりパンダっぽい。以前は町を歩くと「トレッキングに行かないかい?僕はトレッキングガイドなんだ。ポーターも安く手配するよ」と激しい勧誘にぶつかっていたが、今はもう声をかけられなくなった。僕をネパール人のガイドと思っているのか、どうか。しかし町で見かけるこの手のガイド、ポーターの質の悪さは実際山で見かけたのだがハンパじゃない。普段はカトマンドゥで生活をしており、家族の仕事を手伝ったり郊外で農業をしていたりするのだろう。で、単発的にガイドやポーターの仕事が入るとそちらへ転向するわけだ。ガイドで1日1,000円くらいから、ポーターで1日500円くらいからの値段設定になっている。ひとたびトレッキングに出たら10日以上の期間にはなるのでかなりおいしい仕事ではある。ちなみにしっかりした旅行会社で日本語ペラペラのガイドを雇うと1日2,000~3,000円はかかるらしい。街でふらついているガイドという名の普通の市民を雇って痛い目にあっているトレッカーグループを見た。このガイド、雪の知識が全くなく、今回の突然の雪にひどく動揺して途中でトレッキングを中止したのだ。「この雪では歩けない。危険も伴う。雪崩の心配がある」と適当なことを言って、全員急きょ下山をさせられたのだ。それに従うトレッカーもどうかとは思うが、とにかくひどい。「大丈夫、これくらいの雪なら問題ないよ」と僕がトレッキング続行を促すのもおかしな話だし、もしトラブルになったら大変なので見守るしかなかったが、とにかくガイドのレベルの低さを痛感した。山の名前すら知らないガイド、客の高山病にまったく対応できていないガイド、一番ひどかったのが道を知らないガイド。ひどいことと言ったらありゃしない。ポーターにもひどいのがいた。あるイギリス人のトレッカーの荷物を担いで歩いていたのだが、4,800メートル付近で突然ダウン。高山病だ。ポーターが高山病とは!結局、客であるイギリス人はそのまま自分で荷物を担ぎ先へ進み、ポーターは下山という不思議な構図となった。話によるとこのポーター、普段はカトマンドゥで生活しているらしく、急にポーターの仕事が入り久しぶりに高所へ来たのだという。誰も彼も「オレはガイドだ」「ポーターだ」と言うが客であるトレッカーとしては雇う前にしっかり見定めないと、かえってつらい目にあう。
<淳二> 
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彼は優秀なポーター。エベレスト・ベースキャンプまで。中身はスリーピング・マットだと言っていましたが、重さは100キロ近くあるでしょう。持ってみましたがまったく無理でした

最悪マラソン

都会生活にも馴染み始めトレッキングの疲れもすっかりとれた。で、今度は運動不足で少しイライラしている。ジョギングをして汗を流すのが、僕の運動不足・ストレス解消法なのだが、カトマンドゥではそれは無理。どこに行っても車、リキシャー、人人人。街中ほこりだらけで、走ればいっそう体に悪そうだ。早朝が唯一のジョギングタイムだが、走るために早く起きるのはまったく気が進まない。それにウォーキングではないので、起きたてのジョギングは体によくないと聞いたこともある。話は少々それるが世界一、体への負担がでかいマラソンがここネパールにはある。その名も「エベレスト・マラソン」。区間はエベレスト・ベースキャンプ(5,364メートル)からナムチェ村(3,440メートル)まで。距離は42キロある。1.5年に1回行われるので、春・秋・春・秋の交互に開催されることになる。出場資格は少なくとも高度馴化が完全にできている人。旅行者も参加できるが、毎年上位に来るのはやはりシェルパ族の人々。高所に住んでいる人は圧倒的に強いらしい。これまでの記録は3時間59分。これほど体に悪いマラソンはないだろう。
<淳二>                       
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このネパールの「池乃めだか」(ロブチェ村の宿のオーナー)、ほぼ毎回エベレスト・マラソンに出場しているようですが、3年前の大会では優勝しています。住んでいるところの標高は4,950メートル

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このての記事が彼の山小屋には張りめぐらされていました

かき氷

カトマンドゥは気温がすっかり上がり夏モード。いつも行く日本食レストラン「ロータス」では4月1日よりかき氷がメニューに追加された。たっぷりの小倉あずきにさらにたっぷりの練乳。日本の喫茶店なら7~800円するだろう一品だが、ここなら100円くらい。かき氷とは少し違うが、エベレストトレッキング中はよく雪を食べた。というのも、水筒(今回はペットボトルを代用した)の水が凍り付いてしまい、喉が渇いても水が飲めないと言う事態が頻発したのだ。仕方なしにトレイル沿いの雪をパクリパクリと口に入れながら歩いた。このようにペットボトルの水は歩いている時も時々凍ったが、山小屋では毎朝しっかり凍っていた。朝、目を覚まし水を飲もうと思っても、残念!と言った具合。標高の高いところでは、なんとコンタクトレンズまでもが凍り、毎朝湯を用意し解かしてから目に装着していた。バッテリーも寒すぎると機能しなくなり、カメラをはじめMP3プレイヤー、目覚まし時計なども動かなくなることがしばしば。そのたびにバッテリー、さらには機器本体を体温であたため起動させたりと何かと手間がかかった。気の毒だったトレッカーに、せっかく撮影ポイントまで来たのに寒さのためにカメラがまったく動かず写真が撮れなかったという人もいた。僕の使っているカメラは、寒さには比較的強いようで、バッテリーさえあたためたら問題なく動いてくれていたので助かった。ふり返ってみたら、今回のトレッキングはどう考えてもかなり寒かったんだと思う。でも今は「おぉ冷たっ!」とか言いながらかき氷を食べている。
<淳二>                       
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小倉ミルククリームのせ

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ペットボトルの水が凍ると言うことは川の水も凍るということで、山に住む家畜を始め野生の動物たちも雪を食べることになります

垢太郎

1ヶ月近くシャワーを浴びていないと体の汚れというものはひどいもので、2回や3回シャワーを浴びたところで完全にきれいにはならない。もちろんナイロンタオルでしっかり石けんを使いこするのだが、層が何重にもなっているのか一体どういうことになっているのかよくわからないが、いまだに白いあわがみるみる真っ黒になっていく。すでに4回目のシャワーだがまだこんな有様。近くに露天風呂があるのでじっくり湯につかって体の垢を浮かそうかとも考えているが、なんせカトマンドゥこの1ヶ月ですっかり暑くなってしまい、僕のお風呂欲も低減。で、今日宿に忘れ物(であろう)あかすりタオルをちーちゃんが発見。それを拝借。使ってみるとこれがスゴイ。恐ろしいほど、ボロボロボロボロと薄い表面の皮膚がまとめて2~3枚そぎ落とされる感じだ。あかすりタオルって本気ですごい。こすりすぎも肌には良くないだろうから今しばらく時間がかかりそうだが、そろそろきれいな体に戻れそうだ。食欲もそうだが、いろいろとツケがたまっていて大変だ。
<淳二>                       
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山に暮らす人たちはお風呂に入る習慣がないので、おそろくみんな垢太郎。臭い人はまるで獣の香りでした

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